2015年9月15日火曜日

Jornada3 , Liga Nacional Juvenil  バルサ戦

先日、リーガナショナルフベニール(Jornada3 , Liga Nacional Juvenil )の第3節が行われました!

今シーズンのリーグはカタルーニャ州の一部、基本的にはフベニールAが参加するのですが、バルサ、コルネジャなど強豪チームは一学年下のBチームが参戦しています。

お互い同じ年齢のBチーム。それでも優勝、または上位を狙うためには大事なゲームです。しかし、バルサはバルサ、あのFCバルセロナのカンテラ(育成部門)ですから、レベルは当然高いです。


相手の攻撃をどのように防ぐか、いくつかのプランを用意して試合にのぞみました。やはりスペインの戦術レベルの高さ、いかに封じ込めれば勝機があるかの策がとても興味深いです。

前半、警戒していた選手があまり機能せず、またこちらのプレスも上手く行ったとは言えませんが、0-0で折り返しました。
選手は高いインテンシティでプレーしていましたので、後半にチャンスが来ることも予感できました。

そして後半10分過ぎ、ペナルティエリアの左サイドに侵入し、フォワードが右足で豪快なシュートを決めました!

スタンドは大盛り上がりで、ホームということもあり一気に流れを掴めるのではないかという雰囲気に包まれましたが、数分後にちょっとしたミスから同点に追いつかれました。

それでも後半はチャンスをいくつか作ったのですが決めきれず、残り5分で失点してしまいました。

客観的に観ても、勝てる可能性が十分にあっただけに、逃してしまった感じです。


僕はこのチームで監督、コーチをやっているのではないですが、研修を行い選手を近くで見ていると、このチームが勝利するために自分ができることは何かと、少しでも貢献できることはないかと、日々勝利のための欲求が高まってます。
監督という職業の本能でしょうか。



日本にいる時は、スペインといえばバルサで、リーグを見てもバルサが勝利するたびに楽しんでました。バルサやレアル、スペインのサッカーに魅了されて、それが試合に勝つことは、ファンとしては嬉しいことです。

しかし、スペインに渡って以来その感覚は変わってきています。




はっきり言って、どんな相手でも負けるのは嫌ですね。
それがどんなチームであろうと。世界一でも日本一でも、格下でも。とにかく負けるのは嫌です。
普段あまり言いませんが、とにかく負けることだけは嫌です!


勿論、育成年代に携わっていると試合に負けた時に選手に、「負けてもそれまでのプロセスの大事さ」を伝えますが、自分自身は「負けるのは嫌」ですね。

なので、一回負けたら次は何が何でもリベンジする。もしまた負けたらもう一度。

もし試合前に「自分たちの力が劣っている」と感じても、「絶対に勝つために」作戦を練り、相手を分析し、自分を鍛える。 負けるくらいなら...


勝負の世界ですので、負けるくらいなら...

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