2015年7月15日水曜日

オフシーズンから

またしても長らく更新を怠ってしまいました。いつも読んでいる方々、すいません。

最近は特に大きな出来事がないのであまり書く内容がありません。
まだ公表できないこと(来年の帰国以降のプロジェクト)はたくさんあるのですが、ブログに書ける話題が悲しいことにあまりありません。
なんとなく、最近の出来事を。


7月に入り、バルセロナの生活も半年を過ぎ、正直なところやっと慣れてきたという感じでしょうか。やはり年齢のせいか、適応するのに時間がかかってしまいますね。

現在バルセロナはバカンスのシーズンで、のんびりした雰囲気と観光客が多いです。観光客は年中多いのかもしれません。
日中は日差しが強くかなり暑いですが、日蔭、風があると心地良いです。日本よりは過ごしやすいかもしれませんね。
日本にいる時は知りませんでしたが、この季節は日の入りが21:30頃なので不思議な感じです。夜の8時頃はまだまだ夕方といった雰囲気です。

僕は相変わらず毎朝語学学校に通い、スペイン語に励んでいます。まだまだ全然ですが、最近は喋れるようになってきたというか、話せる範囲が広がったというか。
文法は日本にいる時に大まかはやってきたので、現段階では細かな部分と、なるべくたくさん喋るのとボキャブラリーをひたすら増やしている感じです。
といっても学校以外でネイティブと話すのはかなり苦労します。
語学学校で学ぶのと、街中での実践には大きな差がありますね。

6月いっぱいで午後のサッカーの予備授業が終わったので、わりと時間はあるようですが、毎日スペイン語とサッカーの勉強に追われています。

来週末に一時帰国して2週間ほどリフレッシュ(といってもいろんな会議や打ち合わせがありましてバタバタするかと思います)して、8月初旬にバルセロナに戻り、そこからから、pre temporada(プレシーズン)に入りますので、研修先のクラブに合流します。
(余談ですが、留学中に一時帰国すると語学力が大きく低下するらしいので、今のうちに詰め込まなくてはなりません。)

バルセロナでサッカーの勉強をしていると、やはり日本と大きく違う点を感じます。日本より細かくレベルが高いのは勿論ですが、サッカー(育成も含めて)そのものの考え方が大きく異なります。
日本で話題になるようなことは、こちらではほとんど話題にならないといった感じです。何故かというと、大雑把に言えば、こちらでは「サッカーの共通言語」が定義、整理されていているので、話題について理解しやすいのですが、日本では「共通の言語がない」ので各人が感覚的に曖昧な表現でしゃべるので意味が分かりにくい、といった感じでしょうか。
つまり、様々な言葉の定義がされていないまま、よく分からいことを議論しているといった感じです。論理的にまたは秩序を持って言葉が整理されていません。

すごく専門的で深い話になりますが、その曖昧性を日本人の特性を考慮した上で使うなら意味もあるかもしれません。これは予想ですが、オシム監督が行ったことは日本人の特性をよく理解していたのではないでしょうか。
言葉が厳密になればなるほど、それだけにとらわれやすい性質を見抜いて、時に練習でも「考える」ことをさせていたように思います。漠然と選手に「考えろ」ということとは違います。

最短でも後1年は留学予定です。帰国後にやりたいことは山ほどあるのですが、今はプランを練っている段階です。

以前、保護者の方に「変化のスピードが速すぎる」と冗談まじりで言われましたが(笑)、これからもっともっと加速していきます!!!

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