今日はTáctica(戦術)の授業があり、前回自分が提出した練習メニューを他の指導者がチェックして改善して説明するという、日本でもなかなかやることがなかった機会に恵まれました。
僕のテーマはDesmarque(マークを外す動き)。作成した時には上手く行くように思えても、他人の目からすると疑問点や、練習が上手く行かない要素を指摘されました。
どうしても自分だけで考えると視点が一つになりがちなので、他の視点を持つ意味でも、他のコーチの指摘は大切なものですね。
Finalización(攻撃の最後の場面)で、相手のマークを外すため、Desmarque Ruptura o Apoyoを行い、シュートまで持って行くのですが、ゲーム形式のトレーニングを選んだ時点で問題が発生していました。
指摘にあったようにOreada(一方向への攻撃)形式の方がテーマをフォーカスしやすく、みなさんの意見に納得です。
また、Desnarqueするタイミングをかなり明確にすることで選手の意思疎通もしくは「良い悪い」が判断しやすくなります。
自分では日本にいる時は、かなり細かく指示していましたが、こちらでは更に明確化しないといけません。どうしても曖昧さを残したオーガナイズとなってしまい、これでは選手が理解できないのは当たり前です。
こういった議論を通じて、自分の頭の中が少しづつですが整理されてきました。日本にいる時も細かく指導する方でしたが、さらに明確に指導することで、プレーのミスについて選手ではなく、指導者が深く考えなければならない環境は日本では経験できなかったことです。
明日は午後から実際のピッチに立って指導実践です。上手く行くかどうか分かりませんが、久々に指導するので楽しみです。
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