バダロナ(BADALONA)のトップチームはコルネジャと同じくセグンダ・ディビシオン、日本で言うJ3に所属している強豪クラブです。
前節はバルサBに2-1で負けており、若干のメンバーの入れ替えも行われリーグ序盤の大事なゲームです。
ここで勝ち点3を取れるとチームにも良い雰囲気をもたらしてくれるのですが。
地下鉄L1の最終駅FONDから車で10分程度、グランドに到着。
道路をはさんで向かい側に、新スタジアム予定の看板があり、クラブの規模の大きさが分かります。
いつも通り、グランド到着後ロッカールームへ。
下の写真がクラブハウス。
スペインのいいところは各クラブが自前のグランドを持っているのは勿論ですが、選手用の
控え室(勿論シャワー付き)、審判用、用具室、バル(カフェテリア)、スタンドなどが完備されているところですね。
グランドがサッカーを楽しむために作られています。
日本のようにテントを立てる必要もないです。
各町クラブが自前のグランドを持つようになるには後何年かかるのでしょうか。
試合がはじまり、立ち上がりから相手にボールを支配される形でなかなか良いチャンスが作れません。FKからきわどいシュートもありましたがGKのファインセーブで逃れると、前半は幾度かチャンスを作られ危ない場面がありました。
また、選手たちのインテンシティはとても高く、ピッチ内ではバチバチやりあっています。当然スタンドも熱く、審判のジャッジに対してヤジが飛びます。
僕個人としてはこういう雰囲気は好きですね。日本ではベンチや保護者から審判に対してアピールや文句を言わせないようなことが行われてますが、本当にサッカーの魅力が表現できているのでしょうか。本質的な部分が欠如していっているように思います。審判の緊張感や質は上がるのですかね。
勿論、試合中もファウルもありますし、へたすればケガにつながるような場面もあります。しかし、フベニール(高校生)の試合といえど、観客が試合に緊張感を与え盛り上げ、選手たちは中で必死な真剣勝負を行う。とても緊張感があり、サッカーの魅力が伝わってきます。
流れがつかめないながらも後半、右サイドバックが仕掛けて突破し、シュートのこぼれ球を押し込み1-0。
その後はピッチもスタンドもヒートアップしてきましたが、ピンチをしのいで見事1-0勝利!
どうしても落とせない試合だっただけに、本当に重要な試合を勝つことができました。
これで4節が終わり、2勝1敗1分け。悪くないスタートです。
来週はジャバック、そして6節目にはエスパニョール戦が控えており、今後またさらに大きな山場を迎えます。
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