2015年9月8日火曜日

年間を通じたリーグ戦の重要性

ずっと前から日本でも年間を通じたリーグ戦を主にするべきだと思っていましたが、スペインに来て
その重要性を増々感じています。

日本ではいろんな大会が多過ぎて、ごちゃごちゃしていますが、スペインではプロリーグ(Liga Española)と同様に毎週末に年間を通じたリーグ戦の1試合を行い、それは9月頃~6月頃まで続き、年間に30試合前後をこなします。

そしてこの週1本の試合の質が、ものすごく高いです。先日も第2節の試合が終わった後、選手たちを見るとかなり疲労していて、とてもじゃないですがもう1試合をこなすのは不可能です。

この週末の1試合に集中するリーグ戦文化のメリットはたくさんあります。
(勿論チャンピオンズリーグなどで週2試合をこなすプロクラブもありますがそれは別の話で)
また、リーグ戦ではないデメリットもたくさんあります。


そして福岡でもジュニアやジュニアユース年代でもリーグ戦を根付かせようとサッカー協会はしていますが、同じ日に2試合あったり、土日で2試合だったり、本来の年間リーグにおける重要な部分が欠如しています。

ここには当然、ハード面での影響もあります。スペインのホーム&アウェイ方式が組めず、グランド確保の問題からスケジュールが決まらなかったり日程が足りなかったり、問題は山積みです。

サッカー先進国が自クラブ専用のグランドを持ち年間リーグをこなしていることだけを見ても、これが日本に整備される年数を考えると、日本がサッカー後進国であるのは認めざるを得ない事実です。

僕個人の意見としては、ホーム&アウェイが無理でも、早く週1試合の年間リーグがオーガナイズされることを願っています。
また、詳しくは書きませんが、これにより指導者のレベルが引き上げられるとも思っています。

「日本を変えたい」といった、たいそれたことは言えませんが、僕らのクラブだけでも可能な部分は変えて行きたいですね。頑張ります。

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