
現在はシーズンが始まる前段階のプレテンポラーダで、もうすぐ熱いシーズンが始まります。
先日よりコルネジャのプレシーズンの練習に参加しておりますが、今日は初めて練習試合に帯同しました。
普段は地下鉄ばかり乗っているのですが今日はグランドがバルセロナ郊外のSant Joan Despí駅付近ということもあり久々にRENFE(スペイン国鉄)にて移動。
あまり使わない電車ですが、今後は使用頻度が増えそうです。

キックオフが20:30というスペインらしい時間帯です。
試合時間は90分(45分ハーフ)×1本。20数人
がいましたので半分ずつの出場です。
初試合ということで少し緊張しましたが、試合前のミーティング、ウォーミングアップと時間が経つにつれ緊張よりも試合が楽しみになってきました。
こちらは主に16歳くらいの選手たちですが、対戦相手はSant Joan Despíというクラブのトップチーム。ピッチが少し狭く、とにかくプレスが早くかかります。また、身長差は最大で20cmくらいあったのではないでしょうか。横幅はかなりの違いがありました。
しかし、こちらもプレスの激しさはかなりのものでした。日本と比較してもスペインはとにかく激しく
てボールを簡単に持つことができません。
また、ボールを持っている選手たちも「ここは相手が激しく来る」ということが分かっており、上手く体を当てています。
チームの戦術のことは別にしても、細かい部分でもスペインの育成年代のレベルの高さが垣間見れました。
今回はベンチに入ることができたので、シーズン前の練習試合とはいっても、スぺインでの試合の緊張感がビシビシ伝わってきました。
試合前、ハーフタイムのミーティングや、実際にベンチに入って試合の雰囲気を味わうことは本当に貴重な経験です。スペインに来ればスタンドから観戦することはできますが、中に入ってディテールまでを体験できる機会はほとんどありません。
そういう意味でもこれからの1シーズンは僕にとっとても貴重な経験になると思います。
また、日本にいるときからずっと考えていた「なぜ日本人はインテンシティが低いのか?」という問題にも大きなヒントを与えてくれました。
僕なりの回答が見つかってきました。
結果は一時はリードしながらも1-2で敗戦。しかし、大人相手でもかなりのチャンスを作り、このチームのポテンシャルの高さが見れました。
試合が終わりグランドを出たのが22:30過ぎ。23:00のRENFEに乗ってPlaça de Catalunya駅(カタルーニャ広場)へ。
Grácia通りを歩いて地下鉄へ乗り換えて0:00頃帰宅しました。
明日も練習があり、明後日金曜日からは大会に参加します。
日本の高校のチームも参加するようですが、バルサ、エスパニョール、ダム(バルセロナで育成にかなり定評がある)とも対戦します。
バルサやエスパニョールのカンテラと真剣な勝負ができるシーズンがもうすぐ始まります!
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