プレサッカーチームのコーチングライセンス予備授業では、スペインで体系づけられているものを学びながらも、それを各人が自分のものにするべく毎日刺激的な議論が行われています。
ユニークな所はスペインで言われている様々なことも踏まえて、自分で体系を構築して行くところです。そのため、自分の考えに明確な根拠や論拠が必要とされますし、何より、監督という職業が人それぞれ自分の哲学を持っていなければならない、ということです。
しかしそれは単なる嗜好ではなく、大きなテーマからディティールまで一貫した論理を持って体系づけられた考えです。そのため、様々な言葉を定義し、矛盾がないように秩序立てて行く必要があります。
最近はスペインのコーチ学の奥深さを感じるとともに、自分なりの考えをまとめるという、日本ではあまり経験できなかったことがとても刺激になっています。
逆にいうと、すべてを自分で決定することができる反面、すべてにおいてその責任を持たなければなりません。スペインにおいて監督やコーチという職業は、膨大な知識と経験、パーソナリティも含めて本当にプロフェッショナルでなければ勤まらないものだと感じています。
また、日本にいる時には「曖昧に考えていた」ことも、ここではより厳密な定義が求められます。しかし、その作業によりサッカーをより深く理解することが可能になってきます。
日本にいる時も自分なりに努力してきたつもりですが、バルセロナに来てその内容の深さに驚かされます。
少しづついろんな考えがまとまり出したので、専門的になりますが今後は自分の確認のためにも内容をアップしみたいと思います。
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