2015年4月29日水曜日

PST ~Técnica~ 「pase」

Martes,28 de abril de 2015  -Técnica-

本日の授業はTécnicaのグループ技術の中に分類される「Pase」について学びました。
「パス」という言葉の基本的な定義づけから始まり、そこからこの言葉の特性や例を考えてみました。

僕が考えた「パスの定義」とは、

「攻撃時(守→攻のトランジションを含む)におけるアクションの一つで味方にボールを渡すこと。そこには必ず「意図」が求められる」としてみました。
ここでいう「攻撃時」とは「ボールを奪った瞬間から失うまで」と考えていますので要約すると「マイボールの時」です。

Concept(概念)の説明としては「味方に意図的にボールを渡すこと」になります。そしてこれをベースに様々な「特性」が考えられます。

■「特性」
1.「パス」というアクションはその他のプレーと比較しても、試合中にもっとも頻度の高いアクションである。
2.「ボールは人よりも早く走る」ということは、その他のアクション(例:conducir、ドリブル)とは大きく異なる性質を持っている。
3.試合中、様々な状況で使用されるため「細かな定義は状況によって異なる。特にプレーエリアとモデルにも大きく左右される」。つまり「パス」という言葉だけだと普遍的になる。
4.多くのテクニックや戦術と関連づけられる。(パスと関連付けられる要素を考察すると、ほとんどすべてのものと関わる)

■「良いパスと悪いパスとは?」
これも例を考えるとかなり複雑になるのですが定義としては「パスを受けた味方が、プレーを展開もしくは発展できる場合」は良いパス。悪いパスはその逆。

■「コンタクト部位の特性」、■「コンタクト部位の動き」etc...
ここは省きますが、コーチとしては部位の特性を知っておくのも重要です。


では「パス」の技術を向上させるためのトレーニングをどのように向上させるか?
今日は実際にメニューを考えたのですが、僕が選んだのはAnalitocoのメニュー。どうしても「パス」だけにフォーカスするとそうなってしまいます。何故なら他のメソッドを用いて考えた場合には必ず「その他の要素」も大きく関係してくるからです。
ということは、「パスというアクション」は他と比べて少し事情が違います。

当然一日の講義だけですべてがクリアになるわけではありませんので、今後も追及したいと思います。「パス」は奥がかなり深い!というのが感想です。

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