2015年2月9日月曜日

実際のプレーから


土曜日は朝9:00過ぎから日本人で集まって、ある地域にあるフットサルコートでミニゲーム大会。みんなほとんど久しぶりにボールを蹴るので楽しそうでした!
誰かがセネガルと中国人の友達を連れてくると行ってたので、僕はインテルファンの友達のイタリア人を連れてコートへ。
 通称「ガビ」に「走れNagatomo!」というと、「違う俺はKazuyoshi Miuraだ!」と。
彼はMédico(医者)なので、「ケガしても大丈夫だね~」なんてみんなで冗談を言いながらも、試合をしているちにみんなだんだんと白熱してきました。


というのも、始まってすぐに近くに住んでいるスペイン人の青年が試合を見ていたので「一緒にやるか?」と聞くと嬉しそうに混じってプレーし始め、それが一人二人と増え、最後には、日本チーム対スペインチームで「ガチ」の試合になったからです。僕はその前にプレーしすぎて疲れ切っていたので、外から見てましたが、その中でも興味深いことが発見できました。

現在、日本人が言われている問題、「日本人のボールを扱うテクニックは高いが、賢さや、戦術に沿ったうえでのテクニック、または状況判断を伴たテクニックがない」といった類の問題が、この草サッカーを通じても感じられたことです。

 勿論、賢い日本人も、日本人の良さもあるのですが、ここで表現したいのは平均的なもの、おそらく無意識、文化や習慣の中で染みついているものです。

1、2試合目は僅差でしたが負けました。
 詳しく分析的に見ていたわけではないですが、確かにボールを扱う雰囲気は日本人の方が上手い、相手はぎこちなさ(硬さ)があるのですが、パッと見た感じ、試合をするまではもしくは個人でボールを扱っているのを見た時まは日本人の方が上手くて、試合でも勝ちそうな気がしました。
しかし始まってみると劣勢。何だろうこの感じ、と他のコーチと話していましたが、それは明らかに相手の方がフットボールをよく知っているという感じでした。
一つ一つのプレーが効果的で、良い状況判断をしている。オフザボールでも効果的に動いている。
相手のゴールシーンはまさに「崩した」という感じでした。

草サッカーでしたが、まさに現在言われていることをこのレベルでも感じられたのは興味深いものがありました。



 

0 件のコメント:

コメントを投稿