2015年6月19日金曜日

日本の良さを知るために

日本での指導経験が長かったのと、将来的にも日本で仕事をするとの見込みから、バルセロナに留学中の今でも「日本と海外との違いは何で、良さ、改善しなくてはいけない部分はどこか」を中心に日々勉強、考えています。

こちらに来て新たな知識を学ぶことは本当にたくさんありながらも、それを学ぶ中で「日本の良さ」も少しづつ見えてきました。

これは変えた方が良いなとか、この文化は残した方が良いとか、少しづつ整理しています。

僕が思う日本らしさというのは「日本人らしい気質」なので、そこには国籍や人種は関係ありません。バルセロナでの生活では、日本にいた時のそれとは全く違う環境に驚くことや刺激を受けることの連続です。

いつも言うように「優劣」ではなく「違い」の問題です。バルセロナで学んだものをいかに日本に適合させるかが重要ではないでしょうか。
勿論、その他の国で仕事をするならその地の「気質」に適応しなければなりません。

とは言っても「日本のサッカー」がまだまだ発展途上だということも、こちらに来て再認識しました。
「いやいや日本のサッカーも世界に通用するよ」という意見もあるかと思います。今の日本のままのやり方でいい。それもあるかと思います。それは否定しません。

僕は日本に帰ったら、今学んでいるものを用いてそれをアレンジして適応したいと思います。上手く行かないこともあると思いますが、「サッカー=勝負の世界」なので負ければ説得力に欠けますね。

レアッシに戻って、クラブに新しい道を示せる予感が日々湧いてきますが、そのためにもっと深く掘り下げて考えてみたいと思います。

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